(最終更新日 2011/5/2)

黒潮の流路情報

黒潮の流路は, おおきく大蛇行流路と非大蛇行流路のふたつに分けるこ とができます. 大蛇行期には, 紀伊半島の南端部の検潮所, 串本と浦神におい て, それらの潮位差は値が小さく, 変動も小さくなります. このため, 大蛇行 であるかどうかは, 串本と浦神の潮位差の時系列により容易に判断できます. 非大蛇行流路は, さらに黒潮の伊豆諸島の通過位置により接岸流路と離岸流路に 細分でき, 三宅島や八丈島の潮位により判断できま す. 黒潮がこれらの島の北を通過する場合, 潮位は高く, 南を通過する場合, 潮位は低くなります.

トカラ海峡での黒潮流軸について, Kawabe (1995) は流軸位置を九州・南西 諸島の潮位データから推定する KPI (Kuroshio Position Index) を提唱しまし た. Yamashiro and Kawabe (1996) にもとづき, トカラ海峡における黒潮流軸 の緯度 Z を KPI から推定します.

Z = 1.8165 KPI + 28.389
KPI = (X + 83cm) / (Y + 100cm)
X = 中之島と西之表との潮位差
Y = 名瀬と西之表の潮位差

この ボタンを押すと, これら の時系列を表示します. 1段目が串本と浦神の潮位差, 2段目と3段目が三宅島と 八丈島の潮位, 4段目がトカラ海峡での黒潮の流軸の緯度です.


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