(最終更新日 2024/10/11)

潮位データを用いた黒潮モニタリング

藤尾伸三 (海洋物理学部門海洋変動力学分野)

日本南岸を流れる黒潮は, 大蛇行に代表される大規模な変動を起こします. 本研究は, その変動を沿岸の検潮所で常時, 計測されている潮位のデータを用いてモニターすることを目的としています。

潮位データを入手し直し、再処理を行いました。2024年9月以前の処理データと多少、違いがあります。

気象庁と海上保安庁は黒潮大蛇行の発生について2017年9月28日に発表を行いました。(気象庁海上保安庁)

謝辞

データを取得し、公開されている気象庁・海上保安庁・国土地理院に深く感謝します。

本研究の発端は、文部省の特定領域研究(B)「縁辺海の海況予報のための海洋環境モニタリングの研究」(1999年度〜2002年度) の研究課題「潮位変動等による海流モニタリングの研究」であり、NEAR-GOOS (North East Asian Regional Project of Golobal Ocean Observing System、縁辺海観測国際協同研究計画) の一環として、公開を行いました。

上記の研究課題は、2012年に急逝された川辺正樹氏との共同研究として行ったものです。また、永野 憲氏 (現在、JAMSTEC) に多大な貢献をいただきました。

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