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東京大学大気海洋研究所
海洋物理学部門 海洋変動力学分野

Ocean Variability Dynamics Group, Department of Physical Oceanography,
Atmosphere and Ocean Research Institute, the University of Tokyo

海流の蛇行, 中規模渦, 冬季冷却対流, 海上風変動などが引き起こす海洋中の変動流は, 物質の輸送や混合に大きな役割を果たしています. これまで十分に検討されてこなかった変動現象の実態把握とメカニズム の解明を, 海洋観測や数値実験によって進めています.

分野の歴史

海洋変動力学分野は, 2010年4月に発足した研究室です.

当分野の前身は, 2000年4月に東京大学海洋研究所の附属センターとして設立された海洋環境研究センターです. 環境センターは, 海洋物理学と海洋化学の教員で構成されていました. 2004年4月に生物や地学の教員を含む先端海洋システム研究センターに改組され, 環境センターに所属していた教員は, 海洋システム計測分野になりました. 2010年4月をもって, 先端センターは廃止され, 海洋システム計測分野に所属していた海洋物理学の教員は, 海洋物理学部門に所属することとなり, 新たに海洋変動力学分野が発足しました.

なお, 同じ2010年に, 海洋研究所は, 気候システム研究センターと統合され, 大気海洋研究所となりました.

教員紹介

准教授
藤尾伸三
助教
川口悠介

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