川口悠介
東京大学 大気海洋研究所 海洋物理学部門 助教
〒277-8564 千葉県柏市柏の葉5-1-5 大気海洋研究所
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e-mail:
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東京大学PEOPLE
論文一覧
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最近の出来事
2020年11月 9日:
令和2年度の東京大学卓越研究員に選ばれました。
研究テーマ:「北極海の海氷減少メカニズムの実態解明と高精度将来予測の実現」
最近の研究
北極海の冷水の起源はシベリアにあった!
シベリア沿岸に冷水湧昇帯を発見し、その物理メカニズムを解明
<関連記事>
・
東京大学大気海洋研究所 プレスリリース記事
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東京大学海洋アライアンス連携研究機構 掲載記事
・
UTokyo FOCUS Articles 掲載記事(英語)
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朝日新聞(R3.1.28)
学歴・研究職歴
2017年- : 東京大学 大気海洋研究所 海洋物理学部門 助教
2012-2017年: 海洋研究開発機構 研究員
2013-2015年: JSPS海外特別研究員(米・ワシントン大学:受け入れ研究員=M. Steele)
2009-2012年: 海洋研究開発機構 ポスドク研究員
2009年: 北海道大学 環境科学院 博士後期課程 修了(環境科学博士)
2006年: 北海道大学 地球環境研究科 博士前期課程 修了
2004年: 北海道大学 水産学部海洋科学科 卒業
近況
2021年1月 朝日新聞に記事が掲載されました
(R3.1.28)
2020年12月 対馬暖流の渦・内部波・乱流についての
論文発表
2020年11月 2020年度
東京大学卓越研究員
に採択
2020年9月 アナディル海峡の冷水湧昇についての
論文発表
&
プレスリリース
2020年3-7月 独・Polarstern号にて北極海の調査(コロナ→代理):
MOSAiC
2019年10月 新青丸にて日本海の対馬暖流前線の調査を実施。初の主席航海(
KS19-22
)
2019年7月 北海道大学おしょろ丸にて日本海の対馬暖流前線の調査
2019年3-6月 独・アルフレッドウェゲナー極地海洋研究所に滞在
2019年2月 海上保安庁巡視船そうやに乗船。オホーツク海氷域での乱流・ブイ観測を実施
2018年6-9月 露・マルタノフスキー号に乗船しベーリング周辺海域を調査
2018年3月 北海道サロマ湖氷上にて海氷下の乱流熱フラックス観測を実施
2018年2月 海上保安庁巡視船そうやに乗船。オホーツク海氷域での乱流観測を実施
2017年12月 東京大学・白鳳丸航海に参加。臨界緯度での内部波を調査
2017年8-10月 海洋開発機構・みらい北極航海に参加。西部北極海において乱流観測を実施
研究内容
北極海やオホーツク海など”凍る”海の海洋乱流や海氷について研究しています。
地球温暖化が進む中で、極域や高緯度にある海はどんな影響を受けているのか?
海の熱や運動エネルギーがどのように変化しどう地球の気候変動に応答しているか?を研究しています。
以下の記事で研究内容の一部をわかりやすく紹介しています。
OCEAN BREEZE 特集記事: 北極海の気候変動の実態を捉える!砕氷船閉じ込め観測プロジェクト、MOSAiC
中高校生向けインタビュー記事(日本財団): Ocean at Risk 02「北極海の海氷融解」
UTOKYO-FOCUS ハイライト: 日本海の渦内部に爆弾低気圧の痕跡を発見! 渦内で生き残る爆弾低気圧
(2020年11月10日更新)